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マクロビオティックが深い眠りを生み出す 

さわやかな初夏の朝のように、目覚めの良い睡眠がとれたら一日の仕事はうまく運ぶようになります。眠りが食べ物や食べ方に関係があるとしたら、どのようなカラクリがあるか考えてみましょう。



nemuri地球の一年は365日ですが四年に一度調整をしています。人間にも体内時計(生物時計)があります。時間に関する生活上の体の反応に目を向けてみると、様々なことが見えてきます。

ある実験で人間を暗い所で生活させると起床時間が少しずつずれて行き、一日を25時間余りの生活リズムで過ごすようになるというデータがあります。遺伝子(DNA)に組み込まれた人間本来の一日は25時間ということがこのデータから分かります。このリズムは一週間7日間の中で少しずつ調整されて行きますが、日曜日に働き過ぎたり、遊び過ぎたり、食べ過ぎたりすると月曜病という不快な日がやってきます。

マクロビオティックを実践する上で必要な季節感は東洋の陰陽五行の考え方に大きく影響されています。子午の陰陽の内臓を活性化する時間の目安を表した表によると次のことが分かります。
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蛋白質重視の栄養学が健康を蝕む 

出生率1.47人(既婚女性のひとりあたりの)という現状と共に奇形児の出生が1960年代の20倍と急増しています。弱い幼な子と寝たきり老人の増加を考えるとこの状況はこの世の末期症状、終末を思わせます。



囲炉裏マクロビオティックでは、歯の形態から人がとる食物の割合を穀物5:野菜4:動物蛋白1と考えています。神道の教えの中では“水と塩と穀物(お米)”を神前に奉納することから、日本人の精神を身につける方法として、昔から“水と塩と穀物”というシンプルなイメージを幼い時から頭に入れることによって健康を保つ事を教えていました。

現在、空気も水も塩も穀物も海産物もみな汚染され精製され、桜沢先生の活躍された時代とは異なった厳しい状況になっています。局地的におこった戦争や災害の規模とは比較にならない程、民族の種の保存をおびやかしています。

西丸震哉氏の「41歳寿命説」も信じられる状況です。特に蛋白質重視を提唱したリービッヒの“肉は肉を作る”という考えにより「味噌汁や沢庵を食べる日本人は体も小さく文化も低い・・・」と強調し、カロリーの高い滋養物をもっと摂ることを薦めた浅はかな現代栄養学の考え方が、日本人の健康を著しく損ねる結果につながりました。

前に面白いデータを見ました。メキシコと日本の健康状態を比較するデータです。共立女子大の栄養生態学を専門とする泉谷希光教授は、「蛋白質重視型の現代の栄養学は子供を生み育てるには適していない。」と言っています。18年にわたりメキシコインディオの栄養生態調査を続け、子供が出来ないと悩む夫婦は一組もおらず非常に元気であると報告しています。戦前の日本も同じです。そして教授は「日本人は蛋白質の摂取量が多すぎる。蛋白質を摂りすぎると不妊になる。」という新説を打ち出しています。

人間と蛋白質の関係は、植物と窒素肥料の関係に非常に良く似ています。成長期の植物に窒素肥料を与えすぎると葉や茎は大きくなりますが花も実もならず、さらに度を越すと根が腐って枯れてしまいます。植物の生成再生機能は窒素がコントロールしています。同様に動物(人間)にとっても窒素は不可欠な重要成分です。しかし、これを摂りすぎると「ウドの大木」の様に骨格や筋肉ばかり発達して種子がつきません。つまり「生殖能力」が落ちるという訳です。

現代の日本人は蛋白質の量だけではなく、多種類の蛋白質を摂り過ぎていると言えます。蛋白質の種類の少ないインディオは、主食の80%がトウモロコシで残りはウズラ豆やジャガ芋で補っている様です。一日の蛋白質摂取は45gでこれは日本人の半分の量です。トウモロコシが未熟なうちは必須アミノ酸のうちトリプトファンが欠けていますが、完熟すると必須アミノ酸のバランスがとれて栄養価は高くなります。

インディオは完熟したもの(旬のもの)だけ食べ、日本人は「初物」を好んで食べ、栄養価の低いものを摂取するため多くの蛋白質の種類が必要となりグルメ嗜好につながるのではないかと思います。

戦国時代の日本の武士は、五穀をしっかり食べて良い塩気と水と空気であの重い甲冑をつけて100里を歩く程の体力があったことを思いださせます。近年ではベトナム戦争で戦ったベトナム兵士の食事が玄米であったことは有名です。“美食は人を滅ぼす”ことになることが、今実証されています

日本の長寿は明治、大正生まれの方がインディオと同じような粗食で体を鍛え、多くの試練を乗り越えた結果であり、蛋白質重視の現代栄養学によってもたらされたものでは決してありません。長生きするか、不妊症になるか?本当に問われる時代です。

穀物菜食中心のマクロビオティックで子孫を増やし、自らも健全な長生きをする方法を実践して行こうと思いませんか。

腹時計はどこにある 腹時計の正体 

母乳で子育てしていくと、離乳する1~2才半位の間に幼児が玄米(穀物)を貪るように食べることがあります。その様子を見ていて、食欲をコントロールする機能はどこにあるのか探ってみようと思いました。


tokei穀物の大部分を占める炭水化物が吸収されるためには、口腔内の唾液アミラーゼ(澱粉分解酵素)で澱粉を大まかに切り、十二指腸内で膵液アミラーゼにより麦芽糖にし、小腸内でマルテース(消化酵素)によりブドウ糖になり、腸壁の毛細血管の中に吸収されます。そしてインシュリンが血液内のブドウ糖を細胞内に送り込むという役割を負っていることが伺えます。幼児期にはこれら一連の消化吸収能力が未発達なためにコントロールもうまくいかない場合があります。

三つ子の魂の育つ乳幼児期は、脳の発達が著しく、栄養素としての良質のブドウ糖が最も必要となります。穀物の大部分を占める澱粉(炭水化物)がブドウ糖になり脳を養ってくれるので、穀物は、脳の栄養補給に最も優れた食品と言えるでしょう。丈夫で賢い子を育てるためには、ミネラルもバランスよく含まれる玄米が必要になります。

また、大人の場合でも健康でスリムでいるためには、その人にとって丁度良い体重が維持できるという条件を満たす必要があります。しかし、飽食の時代に生活する現代人が四六時中手当たり次第に食事を取り続けていると肥満になり、逆に急に痩せようとすると拒食症に陥ることがあります。

食事を取り入れるための摂食活動と食事を取り過ぎて血液の糖分が飽和状態であることを知らせる飽食活動をコントロールするため、糖定常説という食欲調整のメカニズムがあります。つまり動脈内の血糖濃度と静脈内の血糖濃度の差が大きくなり、ブドウ糖のレセプター(酵素)による感知機能が働き、飽食中枢が刺激され、満足感が得られ神経系を通して、摂食中枢の働きを抑えて、食欲を抑えてくれます。

腹時計は概日時計ともいわれ、一日24時間の明暗を作り出す地球の自転が大きく関わっています。明るい昼間に使うエネルギーの元となる食べ物を取り入れるためには、明るい時に食べて、暗くなったら食べないようにすると健康を保てることを教えてくれます。オーサワ通信夏号の食べすぎシリーズ4でご紹介した「子午の陰陽」で説明した通り、朝7時~9時頃の胃が活発に働く時間帯に朝食をしっかり食べるということが大切になります。

摂食、飽食の指令は時刻情報と共に神経経路を伝わり、血糖低下作用をもたらすインシュリンや血糖濃度を高めるグリカゴン等のホルモンの分泌を調整して、一日のうちで各時間ごとにスムーズに適切に脳へブドウ糖を供給するように調節するすぐれた機能を担っています。

穀物の大切さを教えてくれるマクロビオティックは、大変理に適っている。というのは、良質の穀物は春夏秋冬の自然のエネルギーを十分に取り入れて作られ、これを人がよく噛むことによりブドウ糖がほどよく吸収される。その上、緻密は構造である脳細胞をしっかり発達させて、その働きを維持してくれることにあると思います。

近年では、腹時計という概日時計が、脳の最も大切な脳下垂体にあるという事実が解りました。幼児も2才半をすぎると脳の機能と身体の機能が相互に発達するために食欲もコントロールできるようになるといえます。

宇宙の一員である人間の活動も、地球の自転により生まれる朝昼夜の時間の働きと密接に結びついていて、生命体として地球の活動と同調している事は大変愉快に思います。腹時計はお腹にあるのではなく、脳の奥深くで時を刻んでいたということです。

便秘は万病の因(もと) 

毎日大きいお便り(大便)と小さいお便り(小便)がありますか?共々体調をコントロールするための目安となります。



大人より子供のほうが腸壁や腹筋などが未発達なため動きが弱く便秘しやすいようです。幼い子供が便秘すると、ぐずったり泣きわめいて、いのちのエネルギーの流れが滞っていることを母親に訴えます。便秘が発熱の原因になったりすることもあります。

身体に取り入れたら出す。この当たり前な働きをスムーズにすることが、いのちのエネルギーを有効に用いる大切な方法です。他に汗を出すことも考えられます。アトピー体質の方は、便秘がちであり、その上、運動しても汗をかかない方が多いようですが、口から放出する形が喘息なのでしょうか。正規のルートから排出できないために皮膚から出しているのがアトピー性皮膚炎といえます。

便秘の原因としては、以下の3点があげられます。
  1. 食べ過ぎによる消化系内臓の疲労
  2. 極陰性の食物の取り過ぎによる体液の酸化―果物(100%ジュースも含む)砂糖(含有食物も含む)
  3. 極陽性の食物の取り過ぎによる体液の酸化―動物性蛋白質・脂肪

便秘は残留した古い便が腸壁にはり付いて宿便となり、もっと進むと腸壁に潜り込んで憩室などを作りますが、腸癌などの恐ろしい結果を生みます。憩室があちこちにできるような場合は断食をするか、半断食といって少食にすることが必要になります。腸内にたまるガスは腸壁から再吸収されて、全身の正常な本来の活動や機能を低下させ、結果的にさまざまな病気の原因となることがあります。「腸マヒは脳マヒ」といわれるぐらい脳と腸は密接な太い神経でつながっており、心と身体、そして食物は三位一体の関係にあります。便秘が成人病と呼ばれる病気に移行するとき、まず貧血を起こし全身機能が低下していきます。膠原病、腎臓病、糖尿病、リュウマチ、肝炎、神経痛、心臓病、癌など身体中が病気の問屋になるくらい、諸病の原因は便秘に根ざしています。便秘を解消するために、まず食事に気を配ることが大切になります。

私たちの身体は、「小さな宇宙」によくたとえられます。それは宇宙の持つ秩序や調和のとれた特性と同じ物を備えているからであり、体内の各組織が相互に絶え間なく連絡、協力、調整しています。このいのちの働きを維持するために、1.血液の循環を良くする、2.身体のエネルギー循環路の障害を取り除く、3.各器官や臓器の働きを正常にして、器官の間をうまく調整する、4.内分泌を活発にして器官の緊張をほぐし、リラックスさせる。これらの働きを便秘が妨げてしまいます。

食物も私たちの身体も、すべて、宇宙のエネルギーの化身です。人間だけが特別な存在ではなく、数十億年の時の流れが作り出した結果です。ですから自然な流れを自分の身体の中に取り入れることが大切です。人間は、地球上での先輩、植物のエネルギーに依存していることを忘れてはいけません。
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味覚オンチは肥満をつくる 

五感の中の味覚は、子どもが産まれてすぐお母さんの母乳を求めて、母親の乳首に吸い付くことで教え込まれていくようです。



哺乳類が生まれる時、ほとんどの動物は、狭い産道を通りぬけて生まれてきます。ヒトの子は胎内で36億年の進化をとげて赤ちゃんとなって、最後の仕上げに産道を頭部の後頭部から、先に回転して出て来ます。お母さんの食べ方により体質が陰性な場合、第一頭位といって子宮の左側に位置し、赤ちゃんが出る時右回転の陽性の力で陰陽のバランスをとってこの世に出てきます。陽性の赤ちゃんは反対です。そして狭い産道を出る時、全身の皮膚感覚(圧点・痛点・温点・冷点など)の仕上げをします。

もう一つ大切なことは、部屋が暑すぎない事です。胎内と外部の部屋の温度差が約8度くらいが理想的なようです。これは、「ヒートショック」と言って、心臓の血液の流れが肺呼吸に変換するために大きな役割を果たします。

先日若い女性で90kgの体重の方と四時間程お話しする機会がありました。彼女は帝王切開で生まれ母乳をもらえなかった事を聞き、妙に納得してしまったのです。初乳の中には、胎便を出す下剤としての油分の他にミネラル分がたっぷり入っており、特に亜鉛は人体に平均して含まれるミネラルバランスの2ppmの約20倍も含まれていて、味覚を正しく感知できる調整力を育んでいるのです。

胎内の安全な世界から赤ちゃんは生まれ、わずか一週間の新生児時代に体の組織づくりと心を育てる快感(内臓にやさしい質の良い母乳が内臓を通過することによりホメオスタシスを感じ脳にインプットすること)を感受して、ヒトとになれる様につくられていきます。つまりどんな味のする食べ物をどの位摂るか、一生自分で判断できる命を養う能力を身につけていくと言えます。

母乳の正体は血液です。オッパイを無心にのんでいる赤ちゃんは、宇宙の法則に守られ臍帯(へそのお)から輸血されていた胎児の時代から、次に母乳の形で輸血される育ち方へと順序正しく発育し、内臓の機能が強くなり、消化能力が高まり便秘で悩むこともなく肥りすぎず、痩せすぎもなくほどほどに育ちます。その結果当たり前の人間の赤ちゃんが成長します。この世の初めの一歩は自然分娩、母乳哺育でお母さんの愛情たっぷりに育つことが順序正しい育ち方といえると思います。

肥満で悩む90kgの女性は、その後どんな生活を始めたかと言いますと、玄米をよく噛むという簡単な方法で2ヶ月で6kg減量したと報告してきました。7号食(穀物100%食)をすればもっと簡単に一日1kgの割合で体重は落ちて行きますが、急いで体調に変化をきたすことは大変危険なので、ゆっくりとしたペースで行く事をお勧めしました。なぜなら、20年以上かけて巨体を作り出したソフトを持つ脳の情報を変えて行くことが必要条件になるからです。

2才半までの三つ子の魂を育てる時代に、粉ミルクと牛乳を飲んで体の筋肉や骨などを先につくりあげてしまったのですから、よく噛んで少食にすることにより、もう一度食物中枢の働きを調整し直すことが大切です。女性の場合、身体の変化を知るてっとり早い方法は基礎体温を一生つける事です。肥満の方はほとんど皆さん低体温で生理不順です。彼女も便秘が治り、生理が順調になったことがとても気持ち良いことだと言っています。ミネラルたっぷりの基本食で絶対痩せられるという前向きな明るいイメージを持って実践して行けば自然に痩せられ、おまけに強い意思と集中力も身につきます。これは人間改造を実現する確実な方法と言えます。おまけに、肌のきめがこまかくなり大変美しくなります。

穀物菜食で「三つ子の魂」自我を育む 

三つ子の魂=自我・生き抜くための強い意志が育って、自分のスタンスを探して他者と自分を理解できるようになる「4歳児」までの過程を探ってみます。



こども国分寺の会場で行われたある日の料理教室で、美味しい玄米クリームを作ったときです。

1歳児の女の子がお母さんのおひざで、ご飯を食べていました。話に夢中になっているわたしの袖を引っ張ってニッコリ笑っているのです。「美味しい?」と聞くともっと笑顔になって目で合図してきます。

また、他の日には、食べ慣れない献立に子どもたちの反応がわるいな~と思って「一寸失敗したかな~」とつぶやいたら、5歳児の男の子の音頭とりで、「 まずい、マズイ」 の大合唱になってしまい、帰りの電車の中で冷や汗と悔しさを噛み締めたことがありました。

土鍋料理の時に特に感じますが、美味しい料理に出会うと子どもたちは必ず美味しいといいますが、口に合わないと食べてくれません。その後の料理教室では、お子さんの反応を最初に見るようにになり、お椀やお茶碗を手許に引き寄せて目も上げないで、お母さんにも食べさせないで食べてくれたら、今日の料理は大成功でした・・・と思うようになりました。

幼い子どもは宇宙から来たばっかりですし、五感(聴覚・味覚・視覚・嗅覚・触覚)が鋭敏な時期にいますので、大人が教え込むことは必要ないと判断しました。

子ども自身が何かやってみたいと感じてもらうことが、必要なのです。保母は子どもを育ててあげる・・・なんて思っていた時代に出会った子どもたちには、大変失礼してしまいました。

以後宇宙の勉強をする時は「 幼子はわたしの先生」 と決めています。
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遊びの仕掛けをつくろう 

男の子の脳の発達は、遊びの展開の仕方が女の子と異なった方法を用いていくことで気づかされます。遊びの仕掛け方があります。
プライドの高い男の子のおだてかたかな~。
認めてあげることが大切です。



こども4歳は脳の連合野の完成時期→科学的なものに興味を持つ時代、メルヘンからファンタジーの世界へ4歳を迎えた男の子には、「コンパス、分度器、三角定規のセット」を与えてください。

両親にお願いしています。男の脳はもうこの頃から、食物を獲得するために使っていた、狩猟本能に必要な、空間の処理の仕方が男の子特有のものになっていくことに気づきましたからです。

お母さんのおなかの中から、玄米菜食で育ったK君は、1歳児の頃から、地図や広告の中の乗り物を探して集めたりしていました。泣いていても乗り物系統の動く物体が目の前に来ると、興味を示すのです。

一方女の子の場合は、ままごと遊びのようにお母さんの真似が多く、絵本などの言葉を通して表現されるものに、興味が向きます。

ある保育園で出会った4歳児のM君は色白で、三人兄弟の長男でした。弟と妹がいて、次男の弟はスポーツ万能タイプで活動的なのに反して、M君は少し行動が遅くて、ボール投げの時にまともに受けられず、逃げ回り苦労していました。

でも、不思議なのですが、当てられてもあまり悔しがらずにニコニコと外野に退出してほっとしているのです。ところが図画工作の時間になると、水を得た魚のように目を輝かせて自分の世界に入り込んで製作に励むのです。

ある日、卒園児のクラスと一緒に独楽づくりをした時に、その模様の素晴らしい出来具合に、保育者のわたしは、ほれぼれしてしまいました。

サイケデリックな色使いで6cm四方の厚紙の表面全体が、塗り込められていて感動しました。中には簡単な色で円を描いて終わりの子もいてその差は何処からくるのか考えさせられました。

ところが、実際に独楽を回してみると、簡単に描いた子の独楽の方が、綺麗で感動ものでした。あまりたくさん描き込んでしまったまこと君の作品は、いざ回してみるとサイケな色がまざりあって汚い色になってしまったのです。

すかさずまこと君は言いました。「先生、独楽は色混ぜ屋さんだね・・・」。そして次にまこと君が作った独楽は青の濃淡を計算して作った綺麗な独楽でした。体験から割り出してこのような方法をとっていく、戦略が立てられるまこと君の頭脳の緻密さに脱帽しました。

翌日からまこと君の周りには男の子も、女の子も集まって図形の作り方と、中心を求める方法の話し合いが始まったのです。保育者はコンパス、三角定規、分度器の使い方を一寸教えて、こんな方法があるよ・・・と仕掛けたのです。保育者はあそびの仕掛け屋さんなのです。

【4歳児】男の子と女の子の脳に秘密あり 

脳の疲れをとるてっとりばやい方法は、睡眠です。イルカのように片目で眠って片目は開いている寝方はできません。ヒトの脳はもっと発達していて、左右が補い合って複雑ないのちの営みを管理・監督しています。



男の子と女の子の脳に秘密あり-右脳・左脳の働きの差
kodomo「三つ子の魂」が育つ時期はお母さんの生命力をもらって大きくなりますが、4歳児になってくると、男の子=右脳・女の子=左脳を開発していきます。

特に男の子はお父さんを意識しはじめます。同性の反発より憧憬の時期でしょうか?父母会のあとにお父さんの自慢話が増えてきます。

お母さんをあんなに慕っていたのに、この時期は小学校の4年生の反発ほどではありませんが、性を意識し始めます。「女のくせに・・・」とか、腕力(筋力 )を自慢します。しかし、女の子の方が発育のリズムがはやく、男子は身体の発育のリズムがゆっくりなので、多感な思春期の間コンプレックスを感じてしまう傾向があります。

K君の場合:現在は高校3年生になっているK君が、1歳児の頃から、空間を使った表現方法で描かれた絵本に興味を持っていたことが、思い出されます。

また、新聞広告の中に入っている「チラシ」を飽きずに眺めていたことが思い出されます。そして、動くものに、強い関心を持っていて、男の特徴でもある「乗り物」に執着したことも思い出されます。

当時K君が1歳半くらいになにか気に入らないことがあって、しつこく泣いていたことがありました。

喘息もちだったので、這い這いが苦手だったのです。面白いことに、首の周りを触られることを大変嫌いました。「コチョコチョ」を首筋にすると、真剣に怒りました。

これは、「鰓感覚」と言って胎児の時代の初期に「受胎して35~38日」くらいの時に発達するところですが、鰓のところがとても敏感になっているのです。この感覚のバランスをとって、普通になるためには、お母さんの3年以上の長期にわたる母乳哺育をしてあげることにかかっています。

K君は3歳3ヶ月の間お母さんの母乳を十分飲んで舌小帯を伸ばしてしまいました。両肩が中に入っていたのが治って、舌は自由に動き「巻き舌」ができるようになりました。

ものを作ることが大好きで、おまけにテレビで動く画像に親しむようになると、高度な人間関係の出てくる「宮崎シリーズ」のファンになりました。勿論漫画も大好きですが、どろんこあそびを十分して自然を愛することも身に着けました。

思わぬところでお父さんの血筋でしょうか、「農業をやりたい・・・」と言い始めて、今頃はどこかで農家に援農に行っているかもしれません。「僕は都会派ではないから、原宿はつまらない・・・」と中学生の時言った言葉が印象に残っています。

●ちなみにK君のお父さんは、世界中を無銭旅行して、なんと五大陸を旅したつわものでした。

三つ子の魂が育つまで手離さないで 

近年働く婦人が増えて、生活の自立を確立している女性が増加してきました。 素晴らしいことですが、反面、会社や企業の利潤追求が最優先する社会の時間の速い流れの中では、 幼子を産み出し、育んでいくゆったりしたリズムに対応してはくれません。 特に、出産後の育児時間の保証は殆どなされていませんので、子育てが女性の性の特徴であり、 人類のいのちの鎖を繋げていくという大切な問題を個人の責任にまかせています。 その結果、子育て、家庭教育、学校教育に大きな影響を与えているのが現状です。



脳を育てる

こども脳についての情報がたくさんある中で、脳細胞の持っている特徴を考えて行くと、和食が主食の穀類を大切にしている意味が分かります。

巷には幼児教育産業といわれる程、様々な方法がとり入れられ、高い保育料で教育する場があちこちに出来ています。

心身の発育を全体的に促すために、繰り返し行う日課を積み重ねて行くカリキュラムが設定されていて、0歳からスタートする早期英才教育と呼ばれています。

妊娠してわずか8週目位では、お母さん自身受胎したことに気づかないです。その頃から、脳の形成は始まり出生時には器質的には完成してしまいます。生後1年経つと脳細胞に検問所が出来て、栄養摂取に独特の機能を持つことになります。

毛細血管の内皮細胞が密着して、血液・脳関門を持っているのです。この関門はまだ出来上がっていない時は、あらゆる刺激物や栄養素はすべてフリーパスになります。母親の喫煙や、麻薬が最も怖い物質で、奇形や、虚弱体質になる可能性が高くなります。

母親の胎内に居る時は、胎盤が悪いものを通さないという働きを持っていましたが、胎外に出てからは、乳児のいのちは野ざらしになっているということです。
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穀物菜食だけで本当にいのちは育っていくのかしら? 

一番良く分かるのは、母乳哺育の段階で植物性の食物を多く摂ると、母乳がたくさん出て二人くらいはOKと言うくらい良質の母乳が多量に出ます。植物性の食品の中にちゃんと栄養分が含まれていて、知的な部分、運動神経の部分もバランスよく育っていくようです。



kodomo最近話題になった狂牛病の恐ろしさは記憶に新しいです。動物性の食材は、過食するとヒト族と同じ哺乳類であることが原因で、身体に様々な影響を及ぼすからです。つまりたんぱく質をどの様に取り入れるかが問題になります。

日本では昔から、「四足は食べるな」という戒めの言葉がありました。同族の哺乳類とは非常に似通った細胞づくりの過程が明らかになってきたからです。それぞれの個体に合ったたんぱく質を体内で作り出せる機能(リポゾーム)を、各自が細胞内に持っていて、植物性食品から自分のたんぱく質をつくり出しています。

近年内臓移植や、輸血の治療が困難な理由は、みなここに原因があります。スタンスを変えて考えて見ると生物学的なレベルで、個々の相違点が重んじられていて、いのちの根源に関わる重大な事項だと考えます。

「子育ち」は誰かの力で行われるのではなく自然界の中のルールにのっとって行われていく方が楽だと言えます。ですから、幼い子供の成長発達は、自然に逆らわないで、順序良く順番にゆったり育んでいきたいものと考えます。地球上にこれだけ多くのヒト族が溢れていても、なかなかいのちの成り立ちから、終焉までの順序は理解できないことなのですね。
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