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母子関係障害という病気・No.1 

ブロックあそび

☆ 幼子の「愛情の壷」を満タンに

1:Y君のこと

20年ほど前のことですが、1歳児のクラスにとても引っ込み思案の男の子が入園してきました。お母さんは小学校の先生で、とても美人。Y君も可愛い顔をしていて、女の子のように優しいのです。殆どの送り迎えはお婆ちゃんの担当のようでした。

ところが、一学期の終わりに近くなって、お母さんは夕方の時間を見計らって相談に見えました。

そして、お母さんはその経緯を話してくれたのです。
Y君のお産のために実家に帰ったけれど1週間も経たないうちに呼び戻され、その後は、Y君のお婆ちゃんが、付きっきりで子育てをしていて、お母さんはY君に接する時間が殆ど無い状態であることを、涙ながらに話しました。

お婆ちゃんが初孫を可愛がるあまり、お母さんは愛する我が子に愛情を充分に与えることが出来ないようでした。Y君の引っ込み思案のわけがわかりました。
親子でお絵かき


☆ まりちゃんのこと

お母さんが英語のクラスを家で開いているまりちゃんは、聞き分けのよい優等生です。まりちゃん自身、お母さんから英語を学んでいますので、ノウズ、イヤー、アイ…などと、クラスの皆に教えています。

けれども、夏休みも済んでそろそろ秋の運動会の準備に入ろうかという時、朝の自由時間にまりちゃんはいきなり、傍にいた男の子を突き飛ばしてわめき始めました。注意すると、さらに傍にいた女の子をも突き飛ばしてしまい、なかなか止まりません。

しっかりと抱っこして理由を聞くと、まりちゃんは目が覚めたように、私の腕の中で泣きじゃくりながら、保育園でいい子にしていて疲れて帰ると、お母さんはよその子の先生になっていて、自分は何時もお母さんのお膝に座れないことを話してくれました。賢いまりちゃんの我慢の限界が見えてきました。そこで、お母さんと話し合って、お母さんにまりちゃんの時間を作ってもらうと、まりちゃんはとても落ち着いてきました。

私は、子どもと出会う時に「七色の愛情の壷」をこころの中にイメージしています。幼な子の壷にはまず初めにお母さんの愛情がたっぷり入ってから、次にお父さん、おじいちゃん、お婆ちゃん、叔父さん、叔母さんの愛情が入っていきます。そして兄弟が出来れば兄弟の愛情も入っていくし、さらにご近所の親しい方々の愛情も入っていきます。

こうして、子どもはたくさんの方々の愛情を壷にためながら育つ中で、いつのまにか愛情豊かな人となって、この愛情の壷から愛情が溢れ出ていくように思えます。実のお母さんでなくても、アワ量(人を受け入れられる愛情深いこと、相似象の言葉)の大きい人に育てられれば、愛情の壷は満たされることでしょう。

こうして成長した人は、成長過程で多くの人からいただいた愛情を、今度は他者のために惜しみなく注ぎ、辛抱して他者を理解していく知恵や忍耐も身に付けていくように感じています。
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コメント

愛の奪い合い

ちゃんとおばあちゃんに言えばよかったのに。「今日は私がやります」とか、「いつも有り難うとか」ね。言い方はいくらもありますよ。溺愛はこまったものだけど、角つきあわせるんじゃなくほんとにかわいいねえ、みたいな納得の仕方もあるはず、じゃありませんか?

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