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排泄のしつけは、ゆっくりと。 

排泄のしつけは、ゆっくりと。完成は4歳が目標
遊びにきていたK君(4歳)が体験したことです。



kodomo我が家のトイレがまだ旧式で、水洗に改造される前のことでした。しっかりした食事をすると、今朝大きいお便りが無くても大丈夫なのです。

「さわせん、ウンコ出たよ!こんなに長いのが二つだよ。あっ、もっと出る…」再びトイレへ。

「骨まで出そうだよ」と、初めて自分だけで排泄を体験し、パンツをはいている京太くんは、4歳になって大きなお便りの卒業式をしたのです。

小さいお便りは背丈がのびて便器の上の位置までオシッコの出る所が届く様になる頃自立していました。

オマルでしていた京太君は、自分の排泄物をとても誇らしくお母さんに見せていました。気持ちの良い排泄があると、お母さんが誉めていたからです。紙おむつを一切使わず、過ごしたお母さんの努力が、かげにありました。

3歳頃から自分が男であると意識しはじめ、甘える一方、男らしく強くたくましいヒトをイメージして生活していました。つまりチンチンのあることに気付いていたということです。膀胱(大腸)感覚が完成する時は、快感を伴うものであり、大脳と膀胱(大腸)とがつながることを意味します。

延髄を通過する膀胱感覚が、鰓感覚(えらかんかく)とジョイントしていることが分かっています。内臓感覚の中でも鋭敏な両者がこの場所でつながっていることに、大きな意味があると思われるのです。
保育園の保母時代の私には、内臓感覚を育てるという感受性が自分自身になかったので、子ども達の身体の内部で、大事な発育発達が子ども自身のリズムで育まれているなどと思ってもいませんでしたから、排泄のしつけは大体2歳位で仕上げる目標で、1歳児のクラスは排泄のしつけを、言葉で指示を出して、脳細胞に直接刺激する速いペースで保育していました。

穀類を食べて母乳で育てて行くと、先ず内臓感覚を刺激してから、脳に信号を送りますから、大変ゆっくりであることが必要であると気づきました。

DNAの指令によって、内臓感覚を確立しながら、身体の上(脳、口唇、両手)、から下(消化吸収、排泄の器官)へと育てて行くことも分かりました。特に、排泄を自分の意志で、すみやかにするために、膀胱感覚のひとり立ちは実にゆっくりと行われていると言えるのです。

では何故こんなにゆっくりなのでしょうか。3~4歳と言えばもうある程度、自由に言葉で自分の意志を、他者に伝えることが出来、客観的、抽象的判断力も、表現できる様になります。

第一の特徴は、生活に必要な言葉を自由に使える様になることです。

第二に、自分に必要な食べ物を必要な量だけ、しっかり噛んで食べられる事です。

第三に、呼吸はすでに自由に行えることです。呼吸数、心拍数も安定してきます。

この三つの行為の共通点は、皆、自分の意志でコントロールできるという事です。

そして、自分という“いのち”が内臓と脳神経の双方から感受できる様になったと言って良い時だと言えます。そしてやっと脳への刺激を直接的に受け止め、抽象と概念を総合的に用いて、モノゴトの真実を探究する面白さを探し始める時と言えます。科学的な現象がわかってきます。

鰓感覚の担当する、呼吸と、嚥下作用と、声を発して言葉を話せる、この三つの働きが、充分に発達するためには、機能的に動くことと同時に、聯合野と呼ばれる大脳皮質の発達が促され、感覚も、運動も、言語を通して表現できる人間らしさが育ってきます。

そのために、強引な結論ですが、泣くことだけで訴えていた赤ちゃんが、自分の意志を言葉を通して伝えることができる3歳~4歳の頃に、排泄の事実を肉親や周囲の大人に訴える様になるために、ヒトの身体は巧妙につくられているのだなあと思わずにはいられません。

具体的には、最高なのはパンツなしで育てて、排泄したくなったら外で“立ちション”をさせることが一番良いですが、庭もないし自分の家でもない場合、パンツをたくさん用意して、失敗をものともせず、繰り返し繰り返し快感を教えていくことです。

つまり、排泄を行なうトイレは食べる時と同じく、楽しくなければいけません。保育園のカリキュラムで、最も大切にしたことは、大きいお便りと、小さなお便りです。

こうしてゆっくりと、排泄の自立をすると、二度と失敗はしなくなります。あわてて早く自立させると性器いじりや、指しゃぶりを無意識にして、集中力が育たなくなります。自分の性器に興味を持つことは、とても正常なことです。明るく、自身を持って、男の子、女の子の区別を感じさせていくことが、遊びの中でも大切になってきます。

どうぞ子育ては手間暇かけて育てて下さい。
参考図書 三木成夫著「内臓のはたらきと子どものこころ」築地書館
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