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腹時計はどこにある 腹時計の正体 

母乳で子育てしていくと、離乳する1~2才半位の間に幼児が玄米(穀物)を貪るように食べることがあります。その様子を見ていて、食欲をコントロールする機能はどこにあるのか探ってみようと思いました。


tokei穀物の大部分を占める炭水化物が吸収されるためには、口腔内の唾液アミラーゼ(澱粉分解酵素)で澱粉を大まかに切り、十二指腸内で膵液アミラーゼにより麦芽糖にし、小腸内でマルテース(消化酵素)によりブドウ糖になり、腸壁の毛細血管の中に吸収されます。そしてインシュリンが血液内のブドウ糖を細胞内に送り込むという役割を負っていることが伺えます。幼児期にはこれら一連の消化吸収能力が未発達なためにコントロールもうまくいかない場合があります。

三つ子の魂の育つ乳幼児期は、脳の発達が著しく、栄養素としての良質のブドウ糖が最も必要となります。穀物の大部分を占める澱粉(炭水化物)がブドウ糖になり脳を養ってくれるので、穀物は、脳の栄養補給に最も優れた食品と言えるでしょう。丈夫で賢い子を育てるためには、ミネラルもバランスよく含まれる玄米が必要になります。

また、大人の場合でも健康でスリムでいるためには、その人にとって丁度良い体重が維持できるという条件を満たす必要があります。しかし、飽食の時代に生活する現代人が四六時中手当たり次第に食事を取り続けていると肥満になり、逆に急に痩せようとすると拒食症に陥ることがあります。

食事を取り入れるための摂食活動と食事を取り過ぎて血液の糖分が飽和状態であることを知らせる飽食活動をコントロールするため、糖定常説という食欲調整のメカニズムがあります。つまり動脈内の血糖濃度と静脈内の血糖濃度の差が大きくなり、ブドウ糖のレセプター(酵素)による感知機能が働き、飽食中枢が刺激され、満足感が得られ神経系を通して、摂食中枢の働きを抑えて、食欲を抑えてくれます。

腹時計は概日時計ともいわれ、一日24時間の明暗を作り出す地球の自転が大きく関わっています。明るい昼間に使うエネルギーの元となる食べ物を取り入れるためには、明るい時に食べて、暗くなったら食べないようにすると健康を保てることを教えてくれます。オーサワ通信夏号の食べすぎシリーズ4でご紹介した「子午の陰陽」で説明した通り、朝7時~9時頃の胃が活発に働く時間帯に朝食をしっかり食べるということが大切になります。

摂食、飽食の指令は時刻情報と共に神経経路を伝わり、血糖低下作用をもたらすインシュリンや血糖濃度を高めるグリカゴン等のホルモンの分泌を調整して、一日のうちで各時間ごとにスムーズに適切に脳へブドウ糖を供給するように調節するすぐれた機能を担っています。

穀物の大切さを教えてくれるマクロビオティックは、大変理に適っている。というのは、良質の穀物は春夏秋冬の自然のエネルギーを十分に取り入れて作られ、これを人がよく噛むことによりブドウ糖がほどよく吸収される。その上、緻密は構造である脳細胞をしっかり発達させて、その働きを維持してくれることにあると思います。

近年では、腹時計という概日時計が、脳の最も大切な脳下垂体にあるという事実が解りました。幼児も2才半をすぎると脳の機能と身体の機能が相互に発達するために食欲もコントロールできるようになるといえます。

宇宙の一員である人間の活動も、地球の自転により生まれる朝昼夜の時間の働きと密接に結びついていて、生命体として地球の活動と同調している事は大変愉快に思います。腹時計はお腹にあるのではなく、脳の奥深くで時を刻んでいたということです。
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